鳩の書簡

ポケモン関連のことを気が向いたら書きます。更新頻度は低いです。

【トリプルスカイバトル】放電トリオwithメガギャラドス【同率3位構築】

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こんにちは、今回は初めてトリプルバトルの大会に出場したのでその記録です。

主催のリユルンさんのよる大会記事はこちら。

note.com

すでに振り返り記事も出ているのでこちらもどうぞ。

note.com

 

簡単に言えば、飛行タイプまたは特性浮遊のポケモンのうち、

地面に足をついていないポケモンだけが参加できるというルールです。

今回だけの特別ルールは、

準伝1体制限とドーミラードータクンヨマワルの禁止です。

詳細なルールは記事を参照してください。

以下常態。

 

 

環境事前考察

長いので面倒な方は飛ばしてください。

 

 このルールの特徴を列挙すると

猫騙しがない

・飛行タイプが多い

・全体的に素早い

・重力身代わり波乗りやほとんどの地面技が禁止

・追い風を覚えるポケモンが多い

といった感じ。

 

それを元に考察すると、

まず、飛行に強い岩、電気、氷タイプの技は誰が考えても強そうであり、

これらの技が一貫するパーティーでは勝ちにくいだろう。

 

岩技を半減できるのはフライゴン系統とネンドール系統のみで、

全体技のいわなだれが多いことを考えると1体だけ半減しても微妙。

つまりほとんどのパーティーに威嚇枠と岩雪崩枠が採用されそう。

岩雪崩の怯み効果も考えると、

テッカニンに次ぐ2番目に高い素早さから一致岩雪崩を放てる

プテラが最も広く採用されると思われる。

また、プテラワイドガードを覚えるが、

このルールでワイガを使えるのは

プテラマンタイン系統、ペリッパー系統のみであり、

その点でもプテラはトップメタであると考えてよいだろう。

他の岩雪崩使いとしては、

不一致だが高種族値かつ威嚇で相手のプテラに強めな霊獣ランドロス

上を取れれば圧倒的高火力で相手を削れるアーケオス

こちらも不一致だが威嚇に強いウォーグルが候補に挙がる。

トリパであればソルロックシビルドンが候補になるが、

火力が低いので怯み狙いのサポートのような使い方になりそう。

 

電気技は、グライオン系統、フライゴン系統、ネンドール系統、

ラティオスラティアスマスキッパエモンガシビルドン系統、

サザンドラランドロス、霊獣ボルトロスメガチルタリス、霊火草氷ロトム

で半減以下に抑えることができる。

岩氷と比べるとそこまで受けにくいということはない。

基本的に電気技は単体打点であるため、

これらのポケモンのうち2体程度をパーティーに採用するべきだろう。

電気ポケモンは電気耐性を持つ上に相手の飛行ポケモンに強いため、

基本的に1~2匹は採用されていることが多いだろう。

ロトムは電気半減ではないものの弱点が草しかなく、

草は飛行に弱く採用されにくいことを考えると非常に安定しそうだ。

ロトムは他のフォルムも優秀なためプテラほど多くはないと思うが、

ロトムもトップメタの一角となるだろう。

他に強い電気タイプとしては弱点のないシビルドンがいる。

シビルドンはそこそこの火力と耐久を持っており、

一致技のほかに物理なら岩雪崩、特殊ならめざ氷を採用できる。

また、この環境では素早さが遅くほんのりとトリル耐性がつく。

エースとまではいかないがいぶし銀の活躍をしそうなポケモンだ。

準伝枠を消費してしまうが、サンダーとボルトロスも見逃せない。

サンダーは高耐久で不一致弱点では沈まない安定感がある。

霊獣ボルトロスも非メガ枠としてはこのルール1位の特攻を持ち、

相手の電気にも耐性を持っている強力なポケモンだ。

化身ボルトロスヤミカラス不在のこのルールで貴重な悪戯心持ちで、

スカーフプテラさえ機能停止にする電磁波やギミック阻止の挑発が使える。

自分のプテラに対して威張る芸当ができるのも強そうだ。

今回は過去作産の制限がないので、特性負けん気個体も使用可能だ。

物理型は技が少ないが、威嚇が多いことを考えるとまあ強そうに感じる。

 

氷技は、フリージオ、メガギャラドス、水氷火ロトムで受けられる。

ただ、一致氷打点を持つのはフリーザー、フリージオ、氷ロトムのみだ。

フリーザーは最も合計種族値が高いが準伝枠を消費してしまい、

ロトムは他のロトムを使えなくなってしまうことを考えると、

スタン気味のパーティーで採用されやすいのはフリージオだろうか。

ただ、フリージオは物理耐久が不安なので、

多くのパーティーは氷タイプを採用せず、

不一致の氷技で氷打点を確保するのではないかと予想した。

ただ、霰を降らせることさえできれば吹雪は強力な範囲技と化す。

氷タイプ全採用の霰吹雪パは使う人がいるかもしれない。

(→いました)

その場合フリーザーも採用されるし結構強い気がする。

 

ここまで、岩、電気、氷打点について考察したが、

実は悪打点についても考察しておく必要がある。

まず、悪タイプを半減できるのは、ドンカラスサザンドラ

トゲキッス系統、メガギャラドスメガチルタリスの6匹のみである。

このルールは浮遊持ちが参加できるためエスパータイプも多い。

特に岩電気氷が等倍で安定感のあるクレセリアがトップメタになると思われ、

クレセリアを対策していないパーティーでは勝てないと考えた。

クレセリアだけなら毒々や一撃必殺で対策することもできるが、

エスパーに強い悪技の採用はほぼ必須ではないかと考えている。

ゴーストでもいいと考えるかもしれないが、

飛行ノーマル複合の多さからゴースト技はあまり安定しない。

そもそもゴーストタイプは、

ムウマ系統とフワライド系統とゴース、ゴーストしかおらずやや物足りない。

同様に虫タイプも技の通りが悪く、使い手もぱっとしない。

話は戻るが、一致悪技と悪耐性を両立できるサザンドラはそれなりに多いだろう。

特に、エスパータイプが2匹以上いるパーティーには採用されやすいと思う。

メガ枠が余っていればメガギャラドスも候補になるだろう。

ドンカラスは弱くないがメインウェポンが不意打ちなのでクレセ対策には向かない。

 

これらを総合して、環境は次のようになると予想した。

大会開始前の事前予想なので実際の使用率とは異なる。

 

一般ポケモン

 

SS

プテラ

S

ロトムファイアローサザンドラ

A

ロトムトゲキッスエアームドフリージオシビルドン

B

ロトムギャラドスネンドールムクホークアーケオス

C

ムウママンタインカイリューフライゴンウォーグル

 

相手のプテラの雪崩対策にプテラのワイガが必要なので、

プテラは文句なしの最高ランク。他のワイガ枠は性能が足りない。

ロトムサザンドラは先述の考察より選出。

ファイアローは飛行技を半減されやすいものの、

対トリルや命懸けムクホーク対策、氷ポケモンへの炎打点の偉さ

などを評価して最低でもAランクはあると判断。

ロトムは吹雪の命中不安、フリージオは物理耐久がネックでBランク。

トゲキッスは相手のサザンドラを完封し得るため相対的に評価アップ。

エアームドは最も優秀なフェイント枠としてこの位置。

岩雪崩に耐性がありチルタリスに強い点も評価した。

シビルドンは弱点なしで技が豊富なのでこのルール向きのポケモン

 

→予想はまあまあ当たっていた。

 

 

メガシンカ

 

S

チルタリス

A

ギャラドスプテラ

B

ボーマンダリザードンY、リザードンX

C

ラティアスピジョット

D

ラティオス

 

メガ枠はメガチルタリスが一番強いと感じた。

鋼タイプはエアームドのみ、

毒タイプはクロバット系統とマタドガス系統とゴースゴーストのみ、

炎タイプは火ロトム以外軒並み岩4倍で動きにくいため、

フェアリー技の通りがかなりいいと思われる。

次点はメガギャラドス

トリプルではほとんど見かけないポケモンだが、

ルール上弱点の草、虫、格闘技を被弾する確率が極端に少なく、

フェアリータイプも少ないのでタイプ変更がむしろプラスにはたらく。

先述の通りエスパー対策もできるため予想以上に強いポケモンである。

ただ、一番の欠点はトップメタのメガチルタリスに弱いこと。

ついでに型破りがほぼ死に特性になっていることも残念ポイント。

続いてプテラミラーに強いメガプテラ

一応、氷の牙を採用すれば岩氷を両方半減できるポケモンはいない。

ただし、スカーフプテラには抜かれてしまうこと、

ミラー時は一度守る必要があること、

硬い爪があまり使えないことが気になる。

おまけに火力がそこまで高くないので威嚇にも弱め。

他のメガ枠が微妙と感じた人が消極的に採用しそう。

B以下は数人使うと思われるが、明確な弱点があるかパワーが足りない。

メガボーマンダは言うまでもなく氷4倍が厳しい。

使うならいっそ生意気HD特化両刀型とかになるまである。

メガリザードンYはもちろん岩4倍が厳しい。

ただ、岩技は基本威嚇でなんとかなると思うので、

シンプルに晴れ熱風放射のエースとして使うのがよさそう。

ただ、ワイガ避けのエッジ持ちが多い気がしたのでこの位置。

葉緑素ワタッコと組むのも楽しそうだなとか思った。

トロピウスはさすがにうーん。

メガリザードンXはタイプは強いが、いい使い方が思いつかなかった。

大会で使ってる人がいたならどんな個体なのか教えてほしい。

メガラティアスはギミックパでワンチャン使われるくらい。

メガピジョットはDにしようとしていたが、

オウム返し必中吹雪が使えることに気づいて1つ上げた。

メガラティオスはさすがに眼鏡や珠でいい。

 

チルタリス上位予想は合っていたが、

チルタリスプテラしかいなかったメガチルタリスのKPは6/16)。

 ギャラはKP3だったがメガギャラは自分だけっぽい?

 

 

準伝枠

 

(準伝枠は個人の所持状況や入手難易度の問題があるため、

 ランク通りの使用率にはならない前提でランク付けした)

 

S

クレセリア、霊獣ランドロス、化身ボルトロス

A

サンダー、霊獣ボルトロスフリーザ

B

ラティオスラティアスエムリット

C

その他

 

最高ランクは安定感抜群のクレセリア

自身は冷凍ビームで打点を持ちつつ、

圧倒的耐久で居座り続けることができる。

相手の追い風に対してトリルで返せるのがシンプルに強い。

トリルを覚える一般ポケモンはそこそこいるが、

ある程度安定して起動できるのはネンドールムウマくらいであり、

準伝枠を割いてトリルを採用した方が間違いないだろう。

次点は威嚇枠を兼ねて岩雪崩ができる霊獣ランドロス

ただ、やはり氷4倍が痛くプテラ対策のスカーフ枠も怖いので、

H振りチョッキ程度の耐久がないと安定しないと思われる。

氷相手には爆発してしまうのも一考。

続く化身ボルトロス、サンダー、霊獣ボルトロスフリーザーは

前の項で説明しているため省略する。

ラティオスは単純に竜技が受けにくいので使いやすそうだが、

メガチルタリスに一方的にやられるのが厳しい。

あまり耐久もなくプテラにも抜かれているので、

1~2匹倒して自分もやられるくらいの思い切った使い方になりそう。

ラティアスは単純に型が多いので読みにくいが、

クレセリアに比べると汎用性が低い。

ビビヨンになりきり、水ロトムシビルドンにミラータイプ

とかも考えたがさすがにちょっとネタ寄りになってしまう。

エムリットは吹雪、冷ビ、10万、トリルを覚えるので

考察段階で高評価をつけている人が多く感じたが、

電気技があるとしても結局クレセリアと役割が被る。

準伝1体制限がなければ強かったと思うが、

クレセリアを差し置いて採用するほどではないと感じた。

その他について、

霊獣トルネロスは最速の王者投げつける使い。

アグノムは次に速い投げつける使いで、壁張りや爆発もできる。

 

クレセリア上位は当たっていたがほぼクレセリアしかいなかった(7/16)。

 2位の霊獣ランドはまさかのKP2で他の準伝は全てKP1らしい。

 マジか……。

 

 

構築完成の経緯

さて、長々と考察したが自分はなにを使えばいいだろうか。

まず前提として自分はプレイングに自信がないので、

なるべくテンプレミラーっぽい試合は避けたい。

つまり、できるだけ相手の考察外のパーティーにしたいと思った。

そしてもう一つ、

同速プテラの岩雪崩が飛び交うこの世界で運ゲーは避けられない」

という揺るがぬ事実があり、どうせ運要素が絡むなら

むしろ積極的に運ゲーを仕掛けた方がいいと思った。

ただし、それはヤケクソの運ゲーではダメで、

できるだけ理にかなったストレスフルな運ゲーを仕掛けたかった。

そこで行き着いた技が、✞ほうでん✞である。

吹雪や岩雪崩と違うのはまず命中が100%であること。

そして追加効果が後攻でも発動して(岩雪崩との違い)、

かつ30%と高確率であること(吹雪との違い)だ。

ただ、ご存知の通り放電は味方にも当たってしまう。

それを回避するためにパーティーが地面や電気に寄ってしまうと、

いろんな技が一貫して脆いパーティーになってしまう。

また、電気技自体の通りもあまり良くないことが多い。

そのため、普通のルールでは使いにくくあまり見かけない技だ。

しかし、スカイバトルではどうだろうか。

電気タイプは実質弱点なしなので複数体採用しやすい。

相手には電気が通りやすく受け出しも難しい。

また、もう一つ大きな特徴として

電気耐性を持つポケモンは多くがめざ氷で役割破壊できる。

実際、5,6世代シングルで飛行統一を使っていた時も、

めざ氷持ちの高速電気枠にはかなり手を焼いていた。

実際、電気氷を両方半減できるポケモンは氷ロトムと火ロトムしかいない。

ということで、相手に麻痺の恐怖を植え付けながら、

効率的に相手を削っていく放電軸のパーティーを作ることにした。

 

まずは、味方の放電で回復できて自身も放電を使える

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霊獣ボルトロスを採用した。

続いて、放電が使えて味方の放電が半減で麻痺もしない

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シビルドンを採用。

同様にロトムを採用することも確定したが、

フォルムにめちゃくちゃ悩んだ。

ロトムは電気が1/4で水ロトムに強いのでいいと思ったが、

さすがに草技の使いどころが少なすぎるだろう。

ロトムは一番強いが電気が等倍になってしまう。

とりあえず一旦保留にした。

次に、電気無効でフェイントが使える枠として、

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で悩んでいた。

ただ、どちらも氷4倍が痛いためヤチェの実が欲しい。

この環境には緊張感プテラが多いので半減実は信用できない。

この問題を解決する神ポケモンがいた。

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グライガーである。

後述するがグライガーは氷技でも簡単には死なない。

さらに、(これはグライオンも同じだが)ハサミギロチンを覚え、

クレセリアにやや強く放置もされにくいという利点がある。

放電麻痺が引けなかったらギロチンが当たるみたいなオカルトもあるかも。

メガ枠は、はじめ電気半減の

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を採用する予定だった。

しかし、ラムを持てないメガ枠は味方の放電で麻痺するので、

結局放電使用時は守る必要があり耐性は関係なかった。

また、今のところクレセリア対策がギロチンしかなく、

さすがにダメではということで

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メガギャラドスを採用した。

威嚇でほんのりと岩雪崩に耐性が付く上に

初手中央ギャラから電気受けに引いて、

威嚇を温存しつつ両サイドで放電することができる。

ギャラの弱みである電気弱点は取り巻きで受けやすい。

氷半減枠、悪半減枠としても使えるのでこの構築にはぴったりだ。

最後の枠はいろいろと考えたが結局

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プテラにした。

さすがにワイドガード枠はどうしても切れず、

他の面でもあまりに優秀なので採用しない理由がなかった。

この構築では一応ワイガしながら放電することもできる。

放電麻痺が蓄積していればまひるみも狙えるので、

基本的には初手に出さずスイーパーとして使う。

相手目線ではギャラとどちらがメガ枠かわかりにくくもなる。

ここまでの並びを見て明らかな欠点がある。

メガチルタリスがぶっ刺さっていることである。

少しでもチルタリスのハイボ耐性をつけるため、

フォルム未定ロトムには光の壁を採用したくなった。

追い風展開やワイガを牽制するための横取りも欲しい。

そうすると自然とロトムの技は

放電、めざ氷、光の壁、横取りとなる。

これではフォルム固有技のスペースがないじゃないか!

ん?そういえば電気半減でめざ氷が1.5倍になるフォルムがあるな?

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吹雪切りフロストロトムを採用した。

 

 

パーティー完成!

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鳥使いを名乗りたいのに鳥が一匹もいないじゃないか……

というか飛行使いというより電気使いだな……

 

個別紹介

ボルトロス

 

ボルトロス霊@こだわりスカーフ(ちくでん・おくびょう)

153( )-×( )-88( )-197(252)-101(4)-168(252)

ほうでん/めざめるパワー氷/ボルトチェンジあくのはどう

ぽけっとふぁんくしょん!

 

NN:ボ

大学生の時に3か月くらいかけて厳選しためざ氷個体。

理想よりもHPが1、防御が2低い。

紛失したサブロム産なので雑NNが変更できなかった()。

放電マシーンその1。

ロトムには壁が欲しかったこと、プテラの上を取れる駒が欲しいこと、

命懸けスカーフムクホークがどうしようもないことなどから

眼鏡ではなくスカーフを持たせることになった。

4枠目は当初ヘドロ爆弾の予定だったが、

詰め盤面で対角まで飛ばせてエスパーに刺さる悪の波動に変更した。

実際にけっこう選択したので正解だった。

H無振りプテラ、H252ムクホークをボルチェンで確定1。

耐久はあまり高くないので準伝枠なのに出オチしがちだった。

 

シビルドン

 

シビルドンとつげきチョッキ(ふゆう・れいせい)

191(244)-×( )-100( )-172(252)-102(12)-49( )

ほうでん/めざめるパワー氷/10まんボルト/かえんほうしゃ

ぽけっとふぁんくしょん!
 
NN:ホアジャオ(しびれる→花椒
放電マシーンその2。
電気半減でチョッキ持ちなので放電受けても平気。
初めは勇敢充電池両刀型を採用しようとしていたが、
環境に特殊技が多く、チルタリス対策も足りておらず、
味方の放電ダメージも減らせるチョッキ型に落ち着いた。
ただ、この技構成ではヒートロトムに為す術なしなので、
結局A無振りでも岩雪崩採用の方が良かった気がする。
(厳選し直すのが面倒だった)
トリルを貼られても動きやすいように最遅で採用。
1番最後に動くことで、ボルトの体力が減ってから
放電で回復させることができるという利点もある。
地味に特攻種族値ロトムと同じ。
臆病メガリザYのWダメ晴れ熱風低乱数2(目安)。
陽気メガマンダの捨て身2耐え(目安)。
このルールではめっちゃ活躍できた。
 

 

ロトム氷@オボンのみ(ふゆう・ひかえめ)

157(252)-×( )-127( )-172(252)-128(4)-106( )

ほうでん/めざめるパワー氷/よこどり/ひかりのかべ

ぽけっとふぁんくしょん!

 
NN:フリーザー(冷凍庫なので)
放電マシーンその3。
H振りで電気半減なので味方の放電はそれほど痛くない。
技は上で説明した通りの構成にした。
放電吹雪だとワイガで止まるし命中不安なのでめざ氷採用。
予想通り特殊が多かったので光の壁がいい仕事をしていた。
持ち物は達人の帯にしていたが直前でオボンに変更。
考察段階でプテラの緊張感を無駄に警戒していたのだが、
半減実と違ってプテラが消えると即時回復するので関係ないと気付けた。
基本的に初手に出して横取りをチラつかせつつ、
放電か光の壁でアドを稼いでいく。
岩弱点だがとても無難に活躍した。
 

 

グライガーしんかのきせきかいりきバサミ・しんちょう)

172(252)-95( )-126(4)-×( )-128(252)-105( )

ハサミギロチン/フェイント/おいかぜ/まもる

ぽけっとふぁんくしょん!
 

NN:サスライガー(あえてブライガーではない)
先述の通りヤチェなしでも氷技を耐えられる電気無効のフェイント枠
技は採用理由のフェイントとハサミギロチンが確定。
何故か他にプテラしか使えないS操作技の追い風も確定。
残りは叩き落とすや岩石封じも候補だったが、
ギロチンを見せた後に集中されるのを逆手に取れる守るにした。
このグライガーは自覚がなくギロチンの命中がなんと1/9だった。
当てた1発がすごく重要な場面だったのでまだ許せるが、
クレセリアに対するギロチンは5発全部外した。
無振りクレセリアの冷凍ビーム2耐え=瞑想2回クレセリアの冷凍ビーム耐え。
補正なしC252フリージオのWダメ吹雪超低乱数1(目安)。
活躍はしたけどもっと自覚持って!
 

 

メガギャラドスギャラドスナイト(かたやぶり・いじっぱり)

191(164)-227(252)-130(4)-×( )-155(36)-108(52)

たきのぼりかみくだく/ほえる/まもる

ぽけっとふぁんくしょん!

 
NN:パンデモ(パンデモニウムっぽい)
プテラ、霊獣ランド、クレセへのメタ枠。
これらのポケモンに対してS振りが意味をなさないので、
素早さは4振りFCロトム抜きに抑えて耐久振り。
普通のスタンだと電気弱点が厳しいが、
このパーティーなら電気技が通りにくいので使いやすい。
水悪の範囲が偉く、メガチルとサザン以外に等倍以上で通る
氷の牙を入れても良かったが威力がしょぼいので吠えるを採用。
トリルが重いのでメンハでも防げない吠えるを優先した。
フリフォで持ち上げられないためトリル対策としては最適な枠。
型破りなので地味にネイティオにも吠えるが通る。
あと一応貯水マンタインに滝登りが当たるが使用者はいなかったらしい。
クレセを噛み砕いて破壊したのでちゃんと強かった。
だが唯一吠えるべき場面で選べなかったのが悔しい。
こればっかりはギャラに罪はないし自分が悪い。
 

 

プテラ@こうかくレンズ(きんちょうかん・ようき)

156(4)-157(252)-85( )-×( )-95( )-200(252)

いわなだれストーンエッジ/おいかぜ/ワイドガード

ぽけっとふぁんくしょん!

 
NN:プニキ(ハランデイイ)
ワイガ枠、怯ませ枠、スイーパー枠、炎受け枠。
特に弱い要素がないので採用。
マンタインやぺリッパーにワイガ枠は任せられない。
上にも書いたが基本的に後発で出していく。
持ち物はタスキが安定と思われるが、
霰パがそこそこいると思ったこと(ほぼいなかった)、
強引な後出しをする場面が想定されることから見送り、
99%雪崩と88%エッジを使える広角レンズを持たせた。
実際に技を1度も外さなかったので強かったんだと思う。
(持ってなくても外してないかもしれないので証明できない)
本当は守るを入れたかったが、
終盤出てきて追い風するのが強そうと思ったので追い風に。
ワイガ→守るのガバを嫌った側面もあったりなかったり。
結構相手を怯ませてくれたが、
雑に後投げしたり放電に巻き込んだりしたので申し訳なかった。
 
 
 

大会レポート

 
1戦目 vsちゅーいさん○

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先発は
     vs
 
相手の並びを見てプラズマシャワー大爆発と滅びが見えた。
(一応エモンガでできることは考察済みだった)
電気はこちらに刺さらないが普通に爆発されたら困るので、
後発予定のプテラをワイガ要員として先発で選出。
相手の緊張感が先だったので一応スカーフもあると警戒しつつ、
威嚇を盾にワイガ貼りながら構えていたらロトムに手助けエッジ
…が運良く外れた。
(ダメ計したら37%の乱数1発だった)
返しの放電で相手のプテラが麻痺したので、
次ターンプテラ捨て覚悟で追い風を貼り総攻撃を開始。
相手が後手に回る展開が続きそのまま押し切って5-0で勝ち。
初手の回避がなかったら怪しかったかもしれない。
 
2戦目 vsメカトルさん○

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先発は
チリーンルナトーンネンドール
     vs
 
相手はまさかのフウランパーティー
ネイティオにしか電気が刺さらないのでちょっと困る。
相手はメガギャラが明らかに重たいので温存する立ち回りを意識。
先発ギャラを出したが誰がトリルするか分からないため、
吠えるは使わずに一旦守り両サイドから放電。
チリーンの横取りを把握していたので1ターン目は壁を我慢。
チリーンがトリルを貼ったのでギャラをグライガーに下げて
壁を貼りながらネンドールを集中したり放電したり。
残った瞑想クレセはメガギャラとボルトの対角悪波で詰めて3-0で勝ち。
遅いシビルドンが世界一活躍した試合だった。
 
3戦目 vsたになかさん○

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先発は
      vs
 
いきなり相手のロトムの竜舞読み横取りで壁が奪われてしまう。
電気2枚にギャラが縛られているためボルトムーブでクレセに噛み砕く。
クレセはナモ持ちだったが次の噛み砕くで倒せそう。
挑発がチラつくし相手も素早さが高めだからかトリルはされなかった。
シビルドンが物理型だったことと悪半減がいないことから
強気に噛み砕くを押したらクレセに通ってそのまま突破。
こちらも壁を貼りつつちまちました殴り合い開始。
ギャラは雷パンチで麻痺して突破されてしまったものの、
1番重たいシビルドングライガーがギロチンで突破したので
残った面子に放電の圧力を押し付けてそのまま3-0で勝ち。
なお、ギロチンが当たったのは全体通してこの1回のみである。
 
準決勝 vsあちゅさん●

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先発は
      vs
 
スカーフムクホは仮想敵なのでボルチェンで安全に処理するも
相手のパーティーが中速、ギャラボルトの挑発の圧力などから
クレセのトリルを一切警戒しないガバプレイングをして、
吠えずにギャラバックしてボルチェン位置に出して威嚇リセット。
そのままトリルを貼られて中央チルタリスが出て来たので完全に後手。
守るや交代で時間を稼ごうとするもガバプレイを連発して
そのまま何もできずに5-0で負け。
吠えれば勝てたかもみたいな言い訳じみたことを考えてしまったが、
吠えていてもそのまま中央にクレセが出てくるので、
ロトムムーブトリルを押されると結局トリルが通る。
シビルドンもレベル1もいない80族以上のみのパーティー
内容が純正トリパというのは普通に読めないし、
そもそも構築単位で無理なヒートロトムがいてフェアリーも2体いるので
何回やっても勝てない相手だったと思います。完敗。
メンハクレセだったらしく、吠える採用したことだけは偉かった(使わないと意味無い)。
 
非公式3位決定戦 vsうめqさん○

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ルール上3位決定戦は存在しなかったが、
フレ戦として申し込んだら快諾していただいた。
うめqさん、ありがとうございました。
 
先発は
      vs
 
相手ロトムはボルチェン辺りで来ると読んでギャラバックグライガー
ボルトはラティに上から悪波、ロトムは放電を選択。
しかし相手のロトムからスカーフ素吹雪が飛んできて
外れることもなくボルトグライが落ちる(中央ロトムで疑うべき)。
死に出しで端にプテラを出してワイガをチラつかせつつ
ワンチャン通すために雪崩を押したらロトムが引いたのでラティを突破。
その隙に光の壁を張ったがプテラミラーになり読みあいに。
ワイガ読みでプテラに広角エッジを当てて襷まで削り、
次の同速勝負でプテラが勝ったので一気に有利になり、
ラス1コットンチルタリスを3匹で詰めて3-0で勝ち。
非公式ですが事実上の3位になれました。
 
 
 

感想とか
とりあえず、めちゃくちゃ楽しかったです。
仮にも飛行使いを名乗っている身として、
その名に恥じぬ結果を残せたこともよかったです。
ただ、BV配信常連の方ならお分かりの通り、
自分はガチパよりも変なギミックやテーマパの方が好きな人間です。
そのため、久々の真剣勝負は楽しかった半面精神的にすごく疲れました。
次に何かトリプルバトルの大会に参加する機会があれば、
もう少しゆるいパーティーでゆるく戦いたいと思いました。
それと、放電の使い勝手が案外良かったので、
トリプルフリーでも放電パを考察してみようかな?と思いました。
最後になりましたが、
大会主催のリユルンさん、本当にありがとうございました。
 
最後までお読みいただきありがとうございました。
 
Special thanks
トレーナーカードジェネレーター様
ひこちゃんず!様
ぽけっとふぁんくしょん!様